金メダルの女王もトゥーランドットで演技していた

トゥーランドットを最近、携帯の着メロなどにする人が増えています。私も着メロをトゥーランドットにしました。フィギュアスケートの金メダルの女王の荒川 静香さんが、トゥーランドットの曲で2006年に金メダルをとったことで演技がいいと思い着メロにしました。調べてみたらトゥーランドットの曲を使っているフィギュアスケートの選手が他にもたくさんいるみたいです。毎年のように多くの選手がトゥーランドットを編曲したものを使って演技していることもわかりました。
今のフィギュアスケート界に非常に、関係が深い楽曲のトゥーランドットです。
トゥーランドットの楽曲で、フィギュアスケート2003年世界選手権で中国の申雪・趙宏博ペアもこのトゥーランドットで演技しています。

トゥーランドットは物語のお姫様の名前?

トゥーランドットは、単純にオペラの中で使われている楽曲と思ってましたが、トゥーランドットはかなり古くからある物語のお姫様の名前が”トゥーランドット”だったみたいです。トゥーランドットはペティ・ド・ラ・クロワという人が1710年〜1712年に出版した本の中の”千一日物語”のまたさらにその中の”カラフ王子と中国の王女の物語”のこの中国の王女、お姫様の名前でヴェネツィアの劇作家カルロ・ゴッツィっていう人がこの物語を元に1762年に作曲された音楽作品というわけです。
トゥーランドットの歴史が古いのもさることながら、アラビアからペルシャ、そしてドイツ語と変化して今の”カラフ王子と中国の王女の物語”のオペラの中の楽曲としてトゥーランドットはオペラだけではなく、フィギュアスケートの曲として受け継がれているみたいです。

トゥーランドットの物語は12人の作曲家の作品がある。

トゥーランドットの物語は、オペラのなかでも12人の作曲家の作品があるみたいです。
1809年にドイツで公演されたオペラの中でカール・マリア・フォン・ウェーバーがトゥーランドットを作曲して、その後トゥーランドットは中国の王女なので中国らしさを出すために”音楽辞典”の中に中国の歌を用いて、ウェーバーの主題による交響的変容し第2楽章の主題としてトゥーランドットが用いられ、またさらに、アントニオ・バッジーニがトゥーランドットを作曲、フェルッチョ・ブゾーニもトゥーランドットを作曲、ジャコモ・プッチーニがトゥーランドットを作曲、イタリア・ミラノやスイス・チューリッヒで公演されたオペラに次々と使われました。
今現在オペラで使われているトゥーランドットはヴェネツィアの劇作家カルロ・ゴッツィが作曲したトゥーランドットが使われています。

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